阪神・藤浪晋太郎投手（２５）が１１日、兵庫・鳴尾浜で自主トレを行い、報道陣の前では初のブルペン投球を行った。フォーク、スライダーを交えながら３７球。「例年、仕上がりは早いんで別に例年通りという感じですね」と涼しい顔だったが、力強いボールを投げ込んだ。

　昨季はキャリア初の０勝に終わり、昨秋のキャンプでは山本昌臨時投手コーチのアドバイスでフォーム修正に着手。
同１２月には沖縄で米国のトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」の講習会にも参加した。

この日も小さなトランポリンに向かって、トレーニング用のボールを投げるなど、独自のメニューをこなした。

「コントロールがある程度、安定しているんで。キャッチボールもいい感じで投げられています」と手応えを口にしていた。