ソフトバンク・明石健志内野手（３５）が６日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。来季が２年契約の２年目のため、現状維持の６５００万円でサインした（金額は推定）。定位置獲得に意欲を見せた。

「そこ（先発出場）が一番チャンスかなと。いいパフォーマンスを出せる、イコール、はじめから出ないと難しいので」

今季は５７試合に出場して打率・２０２、０本塁打、７打点。代打での出場が目立ったが、代打打率・１５６。「結果が出なかったことは自分の力不足でしかない」と振り返った。

長谷川、高谷が現役を引退し、川島は退団。ベテラン勢が抜けたことで、より一層、若手に背中を見せなくてはならない立場になった。「気づいたことがあれば、アドバイスじゃないですけど。会話をしながら言いたいと思いますし。正解はないので」。その中でも「若手が頑張っていたら僕自身が終わってしまうので。最後まで頑張りたいですね」と世代交代の波に抗うことを誓った。